2007年05月10日

小さなハッピー

小さなハッピー青森から帰沖以来、随分間隔が空いてしまいました。

本当はこんなポストよりも先にお伝えしたい、楽しい話題、ステキなことがいっぱいあるのに...。

[うつ状態]中学生の4人に1人 厚労省調査
Livedoor ニュース


これは由々しき事態です。
どうしてこうなったのか?
ニュース記事にもある様に「様々な原因が考えられる」ことですが、僕の中ではその答えは出ています。

日本人は「心」や「愛」を置き去りにしたまま走って来てしまったのです。
「家族」よりも「仕事」。
「愛」よりも「金」。
お金や仕事を否定しているわけでは当然ありません。
そのバランスが悪すぎたのです。

そんな親たちに育てられた子供たちが、一番の被害者であることは、「4人に1人」という数字が雄弁に語っています。

「会社」というものは、言うまでもなく「利益至上主義」です。
これは間違いないです。
利益がないと潰れてしまいますから。
しかし、平行して果たさなければならない責任は「社会への奉仕」。

「社会への奉仕」なんて言うと曖昧過ぎ、規模が大き過ぎて雲を掴むような感覚にとらわれて視点がボケてしまいますが、少なくとも僕は、僕の会社はこうありたいと思っています。
まず、社員を心身的にも金銭的にも豊かにすること。
そうすると自ずと家族も豊かになります。
家族全員「超ハッピー!」じゃないかも知れません。でもいいんです。
少なくとも大切な家族の一員に対する心配は軽くなりますから。
家族が豊かになれば、その家族が属するコミュニティがちょっぴり豊かになります。
気持ちの余裕から、コミュニティに属する「誰か」に温かい声を掛けてあげたい気持ちになるでしょう。
そうすると、声を掛けられた人もまた、ほんのちょっぴりかも知れませんがハッピーな気持ちになります。
その人はそのハッピーを仕事に生かすかもしれません。
その人はそのハッピーを隣の住人に分けるかもしれません。
ちっちゃなハッピーでいいんです。
ちっちゃなハッピーが、いずれ家族を支え、地域を支え、国を支え、地球を支えます。

今、地球が、世界が、日本が、地域が、隣人が、家族がおかしいと感じている人、いっぱいいると思います。
何が足りないのか。
「愛」です。
「愛」という言葉が漠然とし過ぎている、高尚に聞こえる、偽善的に感じるならば「愛情」でもいいでしょう。
それでもダメなら「好きな人に何かしてあげたい」気持ちと言い換えても構いません。

ああ、なんだかやらねばならぬ仕事も山積みなのに、朝から熱くなってしまいましたが、僕はこの気持ちを忘れることなく、自分の会社を経営して行きたい、それ以前に人間として愛情豊かでありたい、という自戒の念も含めて記しておくことにします。

# 表現が「愛」「愛情」「ハッピー」とぶれていることは自覚していますが、
# 僕の今の気持ちを素直に表すために、あえてそのままにしておきます。


同じカテゴリー(日常日誌)の記事

Posted by maxi at 10:41│Comments(1)日常日誌
この記事へのコメント
そのニュース・・・ 深刻ですよね。。
愛が足りない・・そうかもです!
自分自身、愛があるかないか分かりませんが、
いつでも心がけて、愛情をみんなに与えてあげたいです!
Posted by poo太 at 2007年05月10日 22:14
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。