2007年01月05日

釈迦(らしき人)に説法

釈迦(らしき人)に説法昨晩メール便を大量に出そうと、出先のクロネコヤマトの営業所を探したはいいが...ナビの設定が間違えていることに気づかず、ぬかるんだあぜ道やらをグルグル迷走。

30分以上経ってそもそも設定が違うことに気づいてようやく辿り着く。

やっとの思いで来たはいいが、段ボール二箱を抱えて「ウチでは受け付けてませ〜ん」と言われるのはしゃくなので、車から荷物を降ろす前に確認を取って持ち込む。

メール便を出すのは初めてなので、アルバイトの女の子に渡された伝票に一通り目を通す。
先日、こんなニュースもありましたからね。慎重に。

ふむふむ、そういう仕組みか。
あらかた納得。

聞かれる前に「信書ではありません。」にチェック。
(信書=手紙・はがき・請求書・納品書/補償できないのでダメ、ということ)

アルバイトの子、奥にいるたより無さげな男性(たぶん社員)から「信書じゃないかどうか確認」と言われ、聞いて来る。
はいはい、大丈夫ですと先回り。

次にサイズ。
事前に角2封筒(A4がすっぽり収まるサイズ)まではA4サイズでOKとネットで調べていたのだが、一つ上のサイズになります、と説明を受ける。
値段は倍になるらしい。
そのそばでケータイでサイトを確認。

やっぱり角2までOKって書いてありますよ、と言うとオロオロ。
「ちょ、ちょっとお待ちください」
と、二人で相談を始める。
マニュアルらしきものを出して来て焦りながら見始める。
この間、他の営業所へ電話したりなんだりで5分以上。
しかも男性社員、聞き方が的を得てない...。

その間にもう一度サイトで確認。
「ほら、24cm×33.2cmまではA4とみなす、って書いてあります。」
彼ら、未だ確認取れず。

「いやだから、ネットで御社のサイトを見てもらえば分かるんですって。
ここ、ネットにつながってる端末ないんですか?」
(あれ、LANケーブルささってるよね。先回り確認)

「いえ、あります。」
男性社員、うろうろしてようやくPCの前に。

おぼつかない手つきでマウスを操作。
見つかってない様子...。
「あの、検索窓から【メール便】って入れれば出てきますよ。」
「あ、はい...。」
見つけきれず...。また電話。

らちがあかないので女の子に、
「A4がすっぽり収まる封筒のことを角2封筒って言うんです。だから大丈夫なはずなんです。
ほら、サイズが(略)」

オロオロしながらメジャーを取り出し、計測。
「あ、はい、確かに大丈夫ですね」
と言いながら男性社員に確認を取りたい様子。彼はまだ電話中。「ネットで見たというお客さんがお見えになってて...」
モゴモゴモゴ...。

も一回計測。
オオ〜イ!5mm増えてるやん!しかもメジャー斜めだぞ!!
B4サイズにして返そうという算段か?!
「いや、だから角2まではOKなんですって。」
「角2封筒が入っているんですよね?」
「いや、これが角2封筒なんですってば!」も〜〜〜〜〜!!!

とりあえずゴリ押しでサイズは了承させた。
伝票に数字を書き始める女の子。
オオ〜イ、ちょっと待て!

この間に先回りして、現金支払いの場合、1枚の伝票では25通までしか出せないということを知っていたので、
「これ、25通までしか行けないって書いてありますから、あと3通書かなきゃいけないはずですよ。」
って聞くと「あっ、すみません」と計算機を出して来たが、どうやって計算すべきか考えあぐねている様子...大丈夫か...?

「全部で77通だから、25で割ると、3.08。だからあと3枚、合計4枚。いいですよね?」
電卓を叩いてみせる。
「あ、はい...そうですね...お手数をお掛けしますがお願いします。」

書いて渡すと「ではお受けいたします」と、伝票を差し戻してくる。
「あの、これ金額書いてないと領収書として認められないはずですが...。ほら、ここに【領収書・出荷確認書貼付け欄】ってかいてありますよ。何か貼るんじゃないですかね?」
「あっ、あっ、そうですね、すみません」
もうすでに泣きそう。
オレ、いじめてるのか???

男性社員に確認を取りたいが、なにやら他の電話でふさがっている。
無言の重苦しい空気が流れる...。
この時、次に起こることはもう予想できた。
先ほどの欄の下に【お問い合わせ番号貼付け欄】というのがあって、追跡のための番号シールを貼るらしいのだが、きっとこれも見落とすはず...。

ようやく男性社員戻って来たが、今度は領収書がどこにあるか分からない。
二人でオロオロ...。
電話してみたりあちこち開けてみたり...。
10分は掛かったか。

よく戸口で見かけるバーコードリーダーみたいな機械を使って無事に金額シール出力完了。
1枚1枚貼付けて、と。
やっぱりそのまま差し戻して来たよ〜(涙)

「あのですね、ここに【お問い合わせ番号】シールを貼るみたいなんですよ。もしロストしたりしたら大変ですからね。そのためにもこれ、ないと困ると思うんです」
女の子もう限界。

オイラも大人だい。
サイズの時はちょっとキレ気味だったけど、彼らに言ってもしょうがないことはよくわかってる。
以前仕分けのバイトをしたこともあるから、年末年始で人手が足りなくて大変なことも重々分かってる。
こんな遅くに来てごめんよ。
もうちょっと早くくればよく知ってる事務員の人もいたろうにね。

またそのシール出力に手間取っている男性社員。
その間、ずーっとうつむいている女の子。
鳴り続ける他の電話。

「あの、他にお仕事あればそちら対応してもらっててもいいんですよ。」
なんか嫌味に聞こえたみたい。
「あ、はい!本当にすみません(ホントに泣きそう)」

そんなこんなで1時間近く営業所におりましたよ、ええ。

沖縄、こういうことよくあります。
気が利かないというか、仕事できない人多いです。
彼らにも本当に頑張ってもらいたい。
でもね、教育もなってないよね。
人員配置もなってないよね。

経営者になって思います。
ああ、これが経営責任というやつだな。
沖縄ヤマトのトップの方々、頼みますよホント。

それにしても沖縄の将来が不安になった夜でした。

ちなみにメール便のコトなら明日から僕に聞いてください(笑)


同じカテゴリー(日常日誌)の記事

Posted by maxi at 07:30│Comments(0)日常日誌
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。