2007年03月01日
第二のデジタルデバイド
パソコン見放す20代「下流」携帯族
第二のデジタル・デバイド出現。パソコンは30~50代限りで、高機能携帯でもう十分。
–FACTAonline
デジタルデバイド。(e-words:デジタルデバイドとは)
そんな言葉を耳にされたことはありますか?
簡単に言うと、パソコンやITが使えないことによって生じるさまざまな「格差」のこと。
ネットレイティングス社が昨年発表したデータのことはすでに知っていましたが、こうして様々な見地から検証した結果を基に記事にされると、数字以上の衝撃があります。
ケータイしか触らない20代。
彼らはパソコンが扱えないだけでなく、インターネット上でのコミュニケーションにおける振る舞いも特殊。
ITでご飯を食べている我々としては、これまで築いて来た常識が通じない世代の出現は脅威であり、何かしらの対応を迫られていると感じています。
また、我が沖縄県においては、さらに大きなデジタルデバイドが。
明確なデータはありませんが、東京に住んでいたときは、8割以上の人が自宅にパソコンとインターネットに接続できる環境を持っているという体感がありました。
それが、沖縄においては5割を割っているのではないかと感じられることがしばしば。
20代の若者たちがパソコンの習得が必須とされる職場に就職すれば、いやがおうでも覚えるのでしょうが、その日暮らしのフリーターを続けるとどうなるか?
自宅にパソコンはない。
職場でもパソコンに触れない。
↓
ほとんどの頭脳労働に携われない。
肉体労働が難しい年齢や環境に置かれてもそこから抜け出せない。
抜け出す術すら見いだせないかもしれない。
そう考えると非常に恐ろしい事態です。
沖縄県の経済全体のことを考えると、そんな状況を打破するために微力ながらでも貢献したいと考えているのですが...。
Posted by maxi at 11:38│Comments(0)
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