とかく現代の時間の流れはドッグイヤー。
気が付けば前回のブログの投稿から1ヶ月もの間が空いています。あら不思議。
今、ある会社のロゴをデザイン中です。
みなさんの身近にあるロゴを思い出してみてください。
思い出されるロゴによって、あなたがどんなものに強く心ひかれているかが分かるかも知れません。
ひょっとしたら暮らしぶりまでも...。
たとえば電化製品やパソコン好きな人はSONYやTOSHIBAなんてロゴを。
たとえば(ファッション)ブランド好きな人はGUCCIやPRADAなんてロゴを。
お菓子好きな人は東ハトやカルビーでしょうか?(笑)
そして、今思い出していただいたロゴそれぞれに、その会社や団体のサービスや製品、そして「クール」「かわいい」「安心」「懐かしい」などの色んな印象、その他もろもろの記憶が紐づけられているはずです。
このように、ロゴ(マークおよびロゴタイプ)というものは、会社だったり商品だったりサイトだったりのイメージを象徴しているだけではなく、その命運をも大きく左右する力を持っています。
ロゴとはキリスト教で言うところの十字架に相当するのではないかと個人的には考えます。
...ロゴに関しては語り始めるとキリが無い(それほど奥深い)ので、この辺で割愛させていただくとして。
それだけ重要な意味合いを持つロゴなのに、ドッグイヤーのあおりでバンバン会社やサイトが立ち上がり、バンバン商品が登場してくると、自ずとこれらをデザインする時間も短くなってくるわけで...。
このことは重要性を分かっているデザイナーにとっては非常に辛い...。
ところで、下記の画像は、「Web2.0サイト」のロゴを集めたものです。
# いろいろめんどうなのでWeb2.0とは何ぞや、ということには触れません。あしからず。
Web2.0サイトロゴ
そんな短い時間の中で作られてきたロゴの数々。
言うなればWeb2.0チルドレン?
昔からあるロゴの様に数年〜数十年の使用に耐え得るだけのクオリティを持っているかどうか?という側面から見てみると合格点を取れるものは少ないですが、華やかで楽しい雰囲気を持つものが多いので、眺めているとハッピーな気分になれます。